評伝シャア・アズナブル ―《赤い彗星》の軌跡― 皆川ゆか

[rakuten:book:11976139:image][rakuten:book:11976140:image] 彼は常人よりは上位にありながら、ニュータイプとしては二流という、きわめて中途半端な才能を与えられていたのである。 赤い彗星の異名を与えられた彼の前半生の輝きに比べ、ニュータイプとし…

ダ・ヴィンチ・コード ダン・ブラウン著 越前俊弥訳

流行り乗って借りて読みました。買えよ。概ね面白かったです。(以下ネタバレ含む)

三月は深き紅の淵を 恩田陸

4部作になってる入れ子小説。らしいんだけど、コレ、入れ子になってるかな? どうも入れ子になってないような気がするのです。たとえて言えば、ある大きさの箱より一回り小さい箱を探してきた来たけど、大きさをあわせてみたら同じ大きさだった、みたいな不…

アナハイム・ジャーナル

…本のカテゴリでよかったのかどうか。 知る人ぞ知る(知らない人はもちろん知らない)アナハイム・エレクトロニクスはZガンダムから登場した架空の企業です。 Zの開発において欠くことの出来ないムーバブルフレームの開発を行い、Zガンダムが超一級の戦果挙…

僕は天使の羽根を踏まない 大塚英志

ねぇ、ちゃんと大人になれた? ―夏目エリス― 「魍魎戦記MADARA」という作品を知っているだろうか。 もう15年以上も前に角川のメディアミックスの旗手として一世を風靡した(?)けど 次第に尻すぼみになって何時の間にかメディアの世界から姿を消した作品。 …

Q&A 恩田陸

読了。 非常に惜しい作品。 最初から最後までインタビュー形式でやってれば良かったのに。 途中から着易い仲間との会話、みたいになっちゃってガックリ。 オチは、まぁ、ちょっと不満が残りますがあれはあれでアリかな。 「悲しむ、というの言うのは儀式みた…

借りた

秘書さんから「Q&A」を借りました。 あんまり現代物の小説って読まないので*1ちょっと新鮮。 恩田陸、読んだ事無いしね。 ちょっとだけ読んだけど、結構面白いです。 しかし下の「ローマ人の物語」を含め「獅子王アレクサンドロス (講談社文庫)」、 「ノアの…

ローマ人の物語 ―危機と克服― 塩野七生

文庫版が出てたので買ってきました。 サイクルはやいな。 …カバーしてくれなかったよorz

ローマ人の物語 ―悪名高き皇帝たち― 塩野七生

ローマ人の物語、今回分読了。

今週のダ・ヴィンチ

今週のダ・ヴィンチは「マンガが目にしみる」でした。 僕らが子供の頃は「マンガ」は「悪」でした。 マンガなんか読んでないで勉強しなさい、と何度言われたことでしょう*1。 それがコレだけの社会的な立場を得たのは驚くべき事なのかもしれません。 活字媒…

ローマ人の物語 塩野七生

悪名高き皇帝たち、が文庫で出ましたので買ってきました。 4冊でティベリウスからネロまで。 まだ読みきって無いので感想は後日まとめますが 本の中の表現を使わせてもらうと カエサルが絵図を引き、アウグストゥヌスが基礎工事をしたローマ帝国を ティベリ…

ブギーポップバウンティング ロスト・メビウス 上遠野浩平

君の胸の奥のその「動機」とやらは、実は空っぽなんじゃないのかい・・・・・・? ブギーポップシリーズの特徴として 目の前に困難が現れた時に人はどうするか というものを書き続けているというのがあると思います。 さしずめ今回のテーマは「強さ」ではな…

西の魔女が死んだ 梨木香歩

意志の力をつけることの難しいのは それに挑戦するのが意志の弱い人の場合が多いので 挫折しやすいということですね 某週刊誌で掲載率が半分の某漫画家*1が「良い」と言っていたので読んでみました。 新潮文庫の読者アンケートでも一位だったみたいだし。 で…

延長戦に入りました 奥田英朗

電車内での暇つぶしの為に購入。 なんか表紙が無駄にエロいですが気にしない方向で。 スポーツ観戦したことのある人なら あぁ、と頷いてしまうような小話が多数収録されていて なかなか面白かったです。 ハードカバーがだいぶ昔に出たものらしく ちょっと話…

バルト海の復讐 田中芳樹

実家に帰省する際に本屋に立ち寄ったら出てたので購入。 田中芳樹は若い頃銀英伝とかでお世話になったので(なんのだ) ちょっと期待して購入したんですが 肩透かしでした。 中盤までの盛り上げ方は流石、といった感じだったのですが 最後ちょっとご都合主義…

BOOK OF THR YEAR

今月のダ・ヴィンチはBOOK OF THE YEARです。 表紙がカレーに納豆をかけて食べるオンナこと上戸彩(実話)。 今年は前半分が論文に費やされたので 真面目に本を読んでないのでのっかり企画がやりにくい訳ですが 漫画だけは数をこなしましたのでトップ10を並…

ローマ人の物語 パクス・ロマーナ(上)(中)(下) 塩野七生

アウグストゥスの活躍もここまで。そして今期の刊行もここまで(涙 まさにカエサルが道を開きアウグストゥスが舗装した、といった感ですが 両者の手法の違いが面白かったです。 アウグストゥスが義父に勝ってた唯一の点はバランス感覚と思われます。 これは…

ローマ人の物語 パクス・ロマーナ(上)

カエサルの後を継いだオクタヴィアヌスがローマで帝政を確立し ローマの元での平和(パクス・ロマーナ)を成すまで。 まだ完全には読み終わってないのですが 天才の後を継いだ天才でない人物が、 どうやって天才が到達できなかった目標に到達したのか。 それ…

ローマ人の物語 ユリウス・カエサル 〜ルビコン以後〜

ローマ人の物語 (12) ユリウス・カエサル ルビコン以後(中) (新潮文庫)作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/09/29メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 8回この商品を含むブログ (80件) を見る文庫で3冊。リンクは(中)のみ。 ちょっと読後感…

ローマ人の物語(塩野七生)

買おう、買おうと思っていてすっかり忘れていた 文庫版の「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以前」asin:4101181586 を3冊買いました。 ふと見ると「ルビコン以後」asin:4101181616 すでに3冊も出ていていや〜んな感じ。読みきれん。 カエサルは…

神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ4世と教皇グレゴリウス7世の話ではない

カノッサの屈辱復刊。 http://www.fusosha.co.jp/senden/2004/047661.html 今となってはやや記事が古いかもしれないがちょっと欲しい。 というかはてなの自動リンク、「カノッサの屈辱」でその紹介順はどうなのよ?