アウグストゥスの活躍もここまで。そして今期の刊行もここまで(涙
まさにカエサルが道を開きアウグストゥスが舗装した、といった感ですが
両者の手法の違いが面白かったです。
アウグストゥスが義父に勝ってた唯一の点はバランス感覚と思われます。
これは塩野氏が指摘してるように
義父が急進的な改革を推し進めがために暗殺されたこと
が起因するのかな、と思います。
それにしても
その才によってカエサルから後継者に指名されたアウグストゥスが
自らの血に連なるものを後継に据えることに固執したのは喜劇以外の何者でもない
というのは同感ですね。