未来日記(2) えすのサカエ

アイツなら見破るさ。とびきり異常なあの女ならね。
　　　　　　　　　　　　　　　　―雨流みねね―

うーん、上手く広げてくれると期待したんだけどなぁ。結局限定された空間のサバイバルゲームになってしまっているのは残念。デウス自身が「箱庭」と言い切ってしまったので期待した方向で広がることはもうなさそう。

とはいうもののサバイバルゲームとしての緊張感は保たれていて面白い。由乃の常軌逸した行動がこれに拍車をかけてます。彼女の行動は雪輝を守る、という点で一貫してるんだけど、そもそも誰も信じられないサバイバルで常軌を逸した行動をするストーカー臭い怪しい女は信用できるのか、と。なんか訳ありみたいだし。

「ゲーム」としての面白さの追求をやめちゃったので１巻の時ほどの期待が無くなっちゃんだけど、普通に面白いです。オチをどうするのかは気になるしね。