イングランド―ポルトガル

まーけーたー orz
負けたと言ってもPK戦での負けなのでくじ引きみたいなモンですが負けは負け。40年ぶりの優勝はなりませんでした。諸事情あって前半しか見れなかったのですが*1どうにも中盤が作れなかったですね。ベッカムが怪我で退いた後の方がこと「中盤」という意味では良かった感じもします。DF陣の頑張りもあって人数が少ない中でも好機を演出していたし。結局、ベッカムに依存しすぎていたということなのでしょうか。ベッカムにもそれに答えられるだけの技量があったので、結果せっかくのタレント揃いの中盤を生かせなかったのかも。ルーニーは…まぁ、いつかやると思ってたよ…
あえて敗因を上げるならランパードのシュートの決定率が悪すぎた事でしょうか。攻撃、守備ともに大きな貢献のあったランパードですが、殊シュートとなるとありえないくらい外してました。この期間の決定力という意味ではジェラードの方が調子が良かったようにも思えます。が、ランパードが上がる限りジェラードは上がりきってしまう訳にはいかない。バランスを取る事が仕事になるわけで、この役割が逆ならばもっと楽だったかも知れないです。あくまで結果論なんですが。
次回のW杯は最早ベッカムに頼る訳にはいかない。DF陣からもおそらくファーディナンドが抜けるでしょう。ランパードも年齢的には微妙。もちろん彼らも今回のフランスのジダンのようにまだキレキレの動きを見せるかもしれませんがジェラード、レノン、J.コール、テリー、ルーニーらを中心としたチームになるべきでしょう。特に今大会でベッカムの控えだったレノンは良い動きを随所に見せていました。彼にはこれからの代表を担って欲しいと思っております。キャプテンは時々凡ミスを繰り返すテリーよりもジェラードがいいなぁ。


ベスト4に残ったチームの中でもっとも印象深いのはフランス。試合を重ねるごとに良くなって行ってます。特にジダンはほとんど全盛時のような働き。予選リーグでのジダンとは別のジダンみたいです。そうは言っても多分優勝はドイツじゃないかな。地元の優位もありますし。予選から攻守に渡って全く調子を落とさずにここまで来ているのは脅威以外の何者でもないです。心情的にはポルトガルに勝って欲しいんだけどね。

*1:後半はダイジェストで見た。