イングランド―トリニダードトバコ

結果だけみれば2-0と快勝なんだけども、なんともストレスの溜まる試合。
前半はFWだけ残して残り全員で守るトリニダードトバコに対してイングランドはかなり攻めあぐねていた感じ。トリニダードトバコはかなりの枚数のカードを出しつつもイングランドの攻撃を水際で阻止しし続けた集中力はかなりのものでした。
それでも
前半5分のランパードのシュートからのこぼれ球にオーウェンが詰めたとき 
(ノ∀`) アチャー
前半41分ゴール前でJ.コールが落としたボールがランパードの足元へ行った時 
( ゚д゚)ポカーン 
前半43分ベッカムのクロスが完全フリーのクラウチに渡った時 
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
と3度の決定的な場面を作るもいずれもハズれ。特に最後のクラウチはなんか東洋の外れの魚臭い島国のFWみたいなボレー orz
こういうときはカウンターが超危険。あからさまなカウンター狙いに対してはイングランドDF陣も慣れたもので堅守を続けていましたが、前半ロスタイムにCKをクリア後のロングボールを際キーパー裏側に入られる大ピンチ。ファーディナントがS.ジョンに付いていた事、テリーのファインクリアで間一髪セーフ。軽く泣きそうになりながら前半終了。

後半開始時にメンバー交代は無し。状況が動かない事を見て取ったのかエリクソン監督が動きます。オーウェンに変えてルーニー投入。敵DFに2mのローレンスがいるのでセットプレーの際は高さが必要と判断してクラウチは残したのでしょう。その影でギャラガーに変えてレノン。ベッカムが後ろ目に下がる。レノンがドリブルで突付く事でベッカムが比較的フリーな状態からクロスを上げられるように、との交代かな。最終ラインはハーフラインまで上がっていたしベッカムならあのあたりからでもかなりの精度のクロスが上げられる。
果たせるかな、後半38分ベッカムからのロングボールをクラウチが頭で押し込んで先制。前半からの押し込みが効いたのかクラウチに執拗なまでに張り付いていたローレンスのマークがずれていたのも幸いした感じでした。こうなると攻めに出るしかないトリニダードトバコ。一端はイングランドゴール前まで押し込みますが、ゴール前の枚数が少なくなったことでイングランド側は攻めが楽になってました。ロスタイムにジェラードの目の醒めるようなミドルで試合を決定づける追加点。直後S.ジョンに上手いプレーで1点取られたと思いましたがオフサイドでそのまま試合終了。
勝つには勝ったがパフォーマンス的にはまだまだ、と言う感じです。オーウェンランパード辺りの決定力が出てこない。ランパードは中盤作ったり、守備したりではかなりの貢献があるんですが…。オーウェンはまだ本調子じゃないのかなぁ?ルーニーも出てはきたけどあまり絡めてなかったし。動き自体は悪くないんだけど、試合勘なのかなぁ。決勝トーナメント進出は確定したので次のスウェーデン戦で調子を上げて決勝トーナメントに望んで欲しいところです。まぁ、スウェーデンは必死で来るでしょうねぇ。調整試合という訳にはいかなそう。2位通過だと多分決勝トーナメント1回戦はドイツだと思われるので、ちょっとイヤ。勝っておきたい所ではあるんですが、スウェーデン苦手なんだよな、イングランド

どーでもいいんですがN●Kの実況「トリニダードトバコはヨークを中心によーく守っています」は狙ったの(笑