勇午 ―北九州・対馬編― 真刈信二 赤名修
あなたの子供を頂戴。恨みを伝える子が必要なの。
あぁっ!!勇午の髪型が夜神月になってる!
こんなところにもデスノートの余波が…
それはともかく、今回のお話。
中東のパイプラインテロによって日本企業がゆすられる。
対馬の怨霊伝説に起因する創業の秘話とは?
そして勇午は怨霊相手の交渉を始める…
とか書くと土ワイか稲○淳二の本当にあった怖い話みたいですが
方向性が全く違います。
イブニングが掲載誌だけあって企業がゆすられるような話は人気が出やすいんだろうか。
それにしても、なんかイブニングに移ってからトーンダウンの気配。
日本が舞台だからかなぁ。
きっちり取材してるのは見て取れるんですが
しかもちょっと尻つぼみ、と言った感じで今ひとつでした。
以前のように3冊くらいかけてじっくりやれば
もっと面白くなるのではないか、と。
勇午と言えば拷問ですが*1、これも今回はソフト系で。
アフタヌーンでやってた頃は
下手に読むと晩飯が食えなくなるくらいに
勇午が肉体的、精神的に追い詰められるモノだったのですが
なんか水戸黄門での由美かおるの入浴シーンみたいにお決まりになっちゃってる感じ。
なんというか緊張感を欠く。
もっと相手も勇午もギリギリって感じの交渉が読みたいなぁ。
*1:誤解を招く表現だ