H2A打ち上げ成功

ちょっと遅くなりましたが…
http://www.asahi.com/science/update/0226/003.html

おめでとうございます。
失敗の上に成功が重なるのは科学の常であるとはいえ
技術者の苦労が偲ばれます。やってみないと判らない事ってあるしね。
6号機の失敗時にプロジェクトを切らなかった関係各所にも感謝。


今やエネルギー問題等の要請もあって宇宙開発時代でありまして
1/11の「サイド3計画(オレ内仮称)」やらを考えると
今が宇宙飛行士になるチャンスかと思われ。
裸眼視力でだめですか。そうですか。


話を戻してH2Aですが打ち上げ成功のニュースが流れるたびに
フォン・ブラウンのチームを思い出します。
2次大戦中V1,V2ミサイルの開発を行った彼らは
初飛行成功時に「今日は宇宙ロケットの生まれた日だ」と祝ったそうです。
これらミサイルは多大な戦果を上げ多くの人命を奪いました。
彼らは効果を知っていて自分の目的のために軍部を利用した、としか考えられない。


戦後、フォン・ブラウンは人類を始めて月に送り込むことになります。
きっと科学の発展には良し悪しはあれど
「それ以外何も愛せない逸材」が必要なんだろうな、と思う次第です。


じゃあ、ムラに行ってきます。