GUNSLINGER GIRL (6) 相田祐
名前も記憶も顔さえも捨てて 彼女の魂はどこに残るんでしょうね ―デュヴァリエ―
ペトリューシュカ追加。2期生です。新キャラを表紙にされると何事かと思いますな。
ヘンリエッタやリコらが過去が語られる事無く義体であったのに対してペトリューシュカはエリザベータであった時の物語が語られます。素体の選別、義体への換装、条件付けなど設定の悪趣味さ全開。でもぺトラはそれを知らないし、何より過去の絶望を忘れている。それが良いのか悪いのかは判らないけれども、救い様の無い話な事には変わりない。義体となった彼女らが不幸を感じない、というのもそれに拍車をかけます。ぺトラは過去がしっかり書かれただけあってエッタやリコ達よりも「救われなさ」が強調された感じです。