屍姫

屍姫 1 (ガンガンコミックス)

畏怖と憐憫を込めて、またある者は侮蔑と嘲笑を込めて・・・・・・『屍姫』とそう呼ばれる


死者が死者を狩る話。話自体はありがちだけど、結構面白い。
怨念のみで存在する「屍」を狩れるのは
死してもなお人であろうとする「屍姫」のみ。
という辺りが1話の始めでばばっと説明されて
いきなりバトルに入るんですが
この説明がちょっと中途半端かな。
もっとちゃんと世界観を見せるために1話まるまる使ってもよかったと思う。
ちょっと読者がおいていきぼり。
どうせおいていきぼりにするなら「鋼の錬金術師」の初回くらい
あれ?これ本当に1話?読み落としてない?
って位突き放せばよかったのに。


対立勢力の存在、「契約者」との信頼関係、など少年漫画的に押さえるべき所は押さえてます。
絵面がかなりスプラッタなんだけど(マキナの四肢のどれがほぼ毎回切れる。)
これは少年漫画的にいいのかな。


絵がまだ安定してないところがありますが先々期待できそうです。


絵と言えば表紙からしてそうですが
不自然なまでにパンチラ回避してるんですがこれはスクエニの方針?
ミニスカやめるとかスパッツ履かすとかの方が自然な気がしますが。