ダ・ヴィンチ

だいぶ前に買ったんですがすっかり読むの忘れてた
今月号のダ・ヴィンチを読みました。
http://blog.mf-davinci.com/dv/index.html
特集がFSSって所がアレです。
イヤ、むしろ好き。
ファイブスター物語 (1) (ニュータイプ100%コミックス)



別に特別目新しい何かがあったわけではないのですが
羽海野チカの「エスト」が印象的。永野護より上手いし(笑)
世界各地にある神話を引き合いにだして
「これは現代に生まれた一大叙事詩である」
って評価の仕方が面白いと思ったのです。
今世界に伝わるあらゆる物語もこんな感じで書かれていったのかなぁ、と。
もちろん漫画って媒体ではないのですが。


18年(!)連載してあのペースですから
多分完結しないのではないかと思われますが(失礼)
何百年とか何千年とか経ってから発掘されて
20〜21世紀の日本人はこんな物語を考えていたらしいぞ
とかって思われるんですかね。


もしそういうことが起こるとするなら
確かにFSSはそれだけの価値があるかもしれない。
イマジネーション溢れるストーリーは
前世紀後半から今世紀にかけてを代表できるんじゃないかな、と思います。
まだ未読の方は是非。